【東武】スペーシアXのコンパートメントに乗ってみた!

今回は、今もっとも予約が取れない列車といっても過言ではない東武鉄道の新型特急「スペーシアX」の乗車記をお届けします。

普通車(スタンダードシート)ですら数週間前から埋まってしまう人気ぶりですが、今回はその中でも2番目にグレードが高い豪華な個室「コンパートメント」を奇跡的に確保できたので。実際に利用してわかった、その圧倒的な居住性と「予約の現実」について、経験を交えて詳しく解説します。


スイレン

どんなのか楽しみだ!

目次

スペーシアXのコンパートメントに乗ってみると?

スペーシアXには、最上級の「コックピットスイート」を筆頭に、複数のシートタイプが存在します。

スイレン

え!?あんなに広いのに椅子が5個しかない!?

グリーンリーブ

いやいや、これは部屋だよ

くろと

この図面の時点で特別感があるということを物語っているね

その中でも今回ご紹介する「コンパートメント」は、6号車にわずか4室しか用意されていないプライベート空間です。

予約の難易度は「プラチナチケット」級

私は乗車日のちょうど1ヶ月前、発売開始と同時にアクセスしましたが、その時点で残り1区画。数分後にはすべて埋まっていました。

くろと

ええ!?そんなに早く!?

グリーンリーブ

あれ予約とるのマジで大変だったんだぞ…

特急は当日でも空席があることが多かったのですが、スペーシアXに関しては別格です。

「空いていたら乗ろう」という考えは通用しません。特にコンパートメントのような個室を狙うなら、1ヶ月前の午前9時から必須と言えるでしょう。

料金システムと「1人利用」の意外なメリット

コンパートメントの料金は、運賃やスタンダードシート特急料金とは別に、1室あたり8,000円(特別座席料金)がかかります。

ここで気になるのが「1人でも乗れるのか?」という点ですが、結論から言うと1人利用も全く問題ありません。

  • 1人で利用する場合: 運賃+特急料金+8,000円で、合計約12,000円〜13,000円(区間による)。
  • 4人で利用する場合: 1人あたりプラス2,000円の追加。

コスパだけを考えれば4人で割るのが最適ですが、実際に1人で使ってみると、この広い空間を独占できる贅沢感は他では味わえません。

自分へのご褒美や、周囲を気にせず動画撮影・執筆をしたい人には、1人利用も十分選択肢に入ります。


実際に行ってみた:コンパートメントの座り心地

6号車の重厚な扉を開けると、そこは廊下からして高級ホテルを彷彿とさせる静寂に包まれています。

座席はやわらかく「寝転べる」のが最大の特徴

スイレン

ごロリーンと!

くろと

こら!行儀悪いでしょ!

スイレン

だってこれふかふかだもーん!
すいは寝不足…

くろと

夜中まで遊んでいるからでしょ…朝早いと言ったのに

スペーシアXの中で、実は「フルフラットに近い状態で横になれる」のは、このコンパートメントだけ。

最上級のコックピットスイートはソファが豪華ですが、構造上「寝る」というより「座る」に特化しています。

対してコンパートメントは、コの字型のソファ構造になっており、クッションも備え付けられています。

このクッションを枕代わりにすれば、日光までの道中、完全に横になってくつろぐことが可能です。

かつての「東武特急」の伝統を受け継ぎつつ、現代的な柔らかさにアップデートされた座面は、一度座ると立ち上がりたくなくなる魔力があります。

充電環境もバッチリ完備

現代の旅に欠かせない電源周りも抜かりありません。 室内には複数箇所のコンセントが配置されています。

スマホの充電はもちろん、カメラの予備バッテリーを充電しながら、PCで作業するといった使い方も余裕です。

仕事や勉強には向いている?

室内には折りたたみ式のテーブルが備わっています。サイズとしては、飲食をするには十分な広さですが、ノートPCを広げてガッツリ仕事をするには「少し位置が低いかな」という印象です。

もちろん作業はできます。しかし、正直な感想を言えば「ここでお仕事をするのはもったいなすぎる」です!

せっかくの贅沢な個室空間ですから、流れる景色を眺めたり、車内販売のコーヒーを飲みながらぼーっとしたりする方が、この部屋の価値を最大限に引き出せる気がします。

仕事をするなら、チェックイン後のホテルのデスクの方がはかどるでしょう。


乗ってみて感じた「本音」の感想

ここからは、実際に乗ったからこそ分かった、良い点と意外な盲点をお伝えします。

1. 人が極端に少なく、圧倒的に静か

6号車はコンパートメントとコックピットスイートのみで構成されているため、通路を歩く人がほとんどいません。

くろと

本当にまるでホテルかと思ったぐらいだよ

グリーンリーブ

すいれんのような小さい子がぎゃーぎゃー騒ぐ人も安心だ!

スイレン

むー!バカにしよって!すいはIpadで遊んでましたー!

くろと

うそおっしゃい!

スタンダードシート車両の活気(あれはあれで旅らしくて良いですが)とは無縁の、**「動く書斎」や「走るホテルの客室」**といった雰囲気です。この静寂にお金を払っていると言っても過言ではありません。

2. 「70分」は短すぎる!乗車駅に注意

今回、私は春日部駅から乗車し、東武日光駅まで利用しました。

乗車時間は約70分。 これ、あっという間すぎて、正直物足りません(笑)。

スイレン

なんで乗る駅を春日部駅にしたのー!?

グリーンリーブ

まあこれはメタな話「リア友」との時間との兼ね合いで

コンパートメントの良さをフルに堪能するなら、絶対に浅草駅、とうきょうスカイツリー駅、あるいは北千住駅から乗るべきです。

わずか30分程度の差ですが、この30分があるかないかで、個室での「整い具合」が全く変わってきます。

3. ベストな人数は「2〜3人」

4名まで利用可能なコンパートメントですが、大人が4人座ると少し足元が窮屈に感じるかもしれません。

実際に座ってみた感覚としては、大人2人、あるいは大人2人+子供1人くらいが、パーソナルスペースを保ちつつリラックスできるベストな人数だと感じました。

くろと

個室と言っても実際に入ると少し狭いと感じたわね

グリーンリーブ

まあもともとが鉄道車両なのでこればかりは仕方ない

4. 1号車「カフェ」へのアクセスは意外と大変

スペーシアXの目玉の一つである1号車の「GOEN CAFÉ」。

コンパートメントがある6号車からは一番遠い位置にあります。

グリーンリーブ

人が多いなぁ~

くろと

これは確かに整理券があっても不思議じゃないわね

以前は整理券争奪戦が激しかったのですが、最近は運用が安定してきたのか、往復とも比較的多くの人が利用できるようになっていました。

喫茶メニューについてはあとで別記事として伝えますが、旅行であれば1回はぜひとも使うべきだと私は思っています。

ただ、6号車から1号車まで移動して、列に並び、商品を受け取って個室に戻ってくる……というプロセスを踏むと、それだけで15分〜20分は消費してしまいます。

先述した通り、乗車時間が短い場合、カフェに並んでいる間に目的地に着いてしまう、なんてことになりかねません。

コンパートメントを最大限楽しむなら、食べ物や飲み物は乗車前に駅ナカで買い込んでおき、部屋から一歩も出ないという選択もアリです。


まとめ:コンパートメントは「時間の質」を変える

東武スペーシアXのコンパートメントは、単なる移動手段を超えた「目的地」になる空間でした。

  • とにかく静かに移動したい人
  • 家族やカップルでプライベートな時間を過ごしたい人
  • 「寝転んで移動する」という贅沢を味わいたい人

これらの方には、8,000円の追加料金を払う価値が十分にあると断言できます。

ただし、予約は一瞬で埋まります。日光旅行が決まったら、まずは宿よりも先にこの「コンパートメント」の空き状況を確認することをおすすめします。

特に週末や観光シーズンは、1ヶ月前の予約開始日が勝負です。

もし運良くチケットが取れたなら、当日はぜひ浅草駅のデパ地下などで美味しいおつまみとお酒を買い込んで、至福の「日光までの100分間」を堪能してくださいね。

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